【ホワイトニング】歯が白くなる理由｜【公式】京都市北区の歯医者「まつもと歯科クリニック」

【ホワイトニング】歯が白くなる理由

歯が白くなるメカニズムについてご紹介します。

コーヒーや紅茶、またカレーといった色素の強い食べものや飲みものによる着色、また喫煙や加齢によって歯は徐々に黄ばんでしまいます。そのような歯の黄ばみは、毎日のブラッシングでは落とすことができません。そこで注目を集めているのがホワイトニングです。でも、「ブラッシングで落とせない着色汚れをどうやって落とすの？」と疑問や不安を抱く方もいるのではないでしょうか？　こちらではホワイトニングで歯が白くなるメカニズムを京都市北区の歯医者「まつもと歯科クリニック」がご紹介します。

◆歯が白くなるのはどうして？

ホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素を主成分としたホワイトニング剤を歯に塗り、特殊な光を当てることで歯を白くします。そのメカニズムについて、こちらでは皆様にもわかりやすくご説明したいと思います。

◆エナメル質に付着した色素を分解します

歯にホワイトニング剤を塗り、特殊な光を当てて歯を温めます。すると酸素が発生して、歯の表面にあるエナメル質に付着した色素を分解します。そして色素が分解されると、エナメル質は無色透明になります。

ただし、透明になっただけでは歯は白く見えません。その理由は、エナメル質の内側にある象牙質が黄色っぽいためです。そのため、エナメル質が透明になると、象牙質の色が透けて歯が黄色っぽく見えてしまいます。そこで重要なのが、象牙質が透けないようにすることです。

◆エナメル質が白く見えるようにします

ホワイトニング剤には色素を分解する作用に加え、歯を曇りガラスのように変化させる作用があります。その原理を簡単にご説明します。ホワイトニング剤から発生した酸素によって、エナメル質を形づくっている「エナメル小柱」の束の構造が球状に変化します。この作用によって透明だったエナメル質は、白く見えるようになります。これによって歯を白く、美しくかえることができるのです。

ホワイトニングによって歯が白くなるメカニズムをわかっていただけましたか？　また、ホワイトニング剤の主成分である「過酸化水素」「過酸化尿素」は、特殊な光を当てることで「水」や「酸素」また「尿素」などの安全な物質に分解されます。身体への影響もありませんので、ご安心して処置を受けていただければと思います。